環境計量士試験のためのおすすめ参考書・問題集を知りたい!
環境計量士試験の合格率は10%台という難関資格です。
現状、通信講座などは無いため参考書・問題集を使った独学がメインとなるでしょう。
本サイトでは環境計量士(濃度)の過去の試験問題の正解と解説を行っています。
ぜひ活用してください。
今後も更新していくので、ぜひブックマーク・シェアよろしくお願いします。
どうやって勉強を進めればいいのかわからない方はこちらの記事を読んでみて下さい。
計量士とは?
計量士は、計量法に基づく職務のほか、適正な計量の実施を確保するための計量管理を担う者です。そのため、計量法に基づき、計量器の検査その他の計量管理を適確に行うために必要な知識経験を有する者に対して、一定の要件のもとに計量士の国家資格を付与します。
経済産業省HPより引用
「一定の要件」は以下の通りです。
- 計量士国家試験に合格し、かつ、登録する計量士の区分に応じて経済産業省令に定める条件に該当すること。
- 国立研究開発法人産業技術総合研究所(計量研修センター)の実施する教習の課程を修了し、かつ、登録する計量士の区分に応じて経済産業省令に定める条件に該当し、かつ、計量行政審議会が認めること。
環境計量士の資格には(濃度関係)と(騒音・振動)の2種類があります。
どちらも「計量士国家試験」で合格しなければなりません。
第72回計量士国家試験の合格基準
試験区分 | 専門2科目 | 合格基準 | 共通2科目 | 合格基準 |
環境計量士 (濃度関係) | 環境計量に関する基礎知識(化学) + 化学分析概論及び濃度の計量 | 112点以上 (28/50問) | 計量関係法規 + 計量管理概論 | 120点以上 (30/50問) |
環境計量士 (騒音・振動関係) | 環境計量に関する基礎知識(物理) + 音響・振動概論並びに音圧レベル及び振動加速度レベルの計量 | 108点以上 (27/50問) | 計量関係法規 + 計量管理概論 | 120点以上 (30/50問) |
一般計量士 | 計量に関する基礎知識 + 計量器概論及び質量の計量 | 120点以上 (30/50問) | 計量関係法規 + 計量管理概論 | 120点以上 (30/50問) |
環境計量士の講座は?
日本環境測定分析協会が主催する「環境計量士国家試験受験準備講習会」や「環境計量士国家試験受験直前講習会」などがありますが、どちらも短期間で行うレッスンのようなスタイルです。
さらに、受講料も3~4万円台とかなり高いです。
そのため、日々の勉強は参考書や問題集を使った独学がメインとなります。
つまり、環境計量士の勉強には参考書や問題集が必須になります。
おすすめ参考書
はじめて学ぶ 環境計量士試験 濃度関係 / 弘文社
「この1冊で合格できます!」という本ではないですが、環境計量士をこれから受験したいという方には入門書としておススメです。
環境計量士への近道(上・下巻) / 日本環境測定分析協会
日本環境測定分析協会が出版した環境計量士対策の専門書です。内容はかなり濃密なので、この本でかなり理解が深まります。
ただし、現在は廃版となっています。中古で売っていますが、値段が高いのが欠点です。
おすすめ問題集
環境計量士試験[濃度・共通]攻略問題集 / オーム社
過去7回分の試験問題を、試験科目ごとに分類・整理し、頻出・重要問題を解説しています。
正直、この一冊を完璧にするだけで十分合格可能なレベルの実力を身につけられます。
環境計量士国家試験対策eラーニング(電子ブック)/ 一般社団法人 日本環境測定分析協会
40数年間、受験者に使用されている計量士の対策本です。内容は過去問の解説です。
第67回の試験からe-ラーニングになりました。
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